ひとじち

           ~楓~



「きゃぁぁぁぁぁぁあ」

あたしは人目を気にせず大きな声を出した。周りの人もみんなおびえている。
あたしは男2人に銃を向けられていた。

今日は友達と一緒に、遊ぶってことで、こんな遠いところまでやってきたのに・・・自分でもわからないけど・・・この男2人は、近くにいたあたしを捕まえたらしい・・・。

いい迷惑だ!でもそんな事いえないほどに・・・自分でもびっくりするくらい、おびえていた。

立ってるのもやっとって感じだ。

「こいつがどうなってもいいのかぁ!!金だせ!」

男共は、あたしに銃を向け店員に怒鳴りつけた。

「待ってくれ!!銃をおきなさい」
「うるせぇ!!はやくしねぇーと、こいつ・・・殺すよ♪」

こいつら・・・人をなんだと思ってんだ。

「わかった、今持ってくる」

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