いちごみるく
やっぱり空は気付いてなかった。



私の事なんてなんとも思ってなかった。




その事ばかり私の頭の中でグルグル回る。



『待てって!』




空は私の手首を掴んだ。



『ハァっハアっおっまえ、、』



空めちゃくちゃ息切れてる、、



しばらくして


『お前なんなんだよ。どうしたんだよ。』



のぞきこもうとする空。



「顔、、見ないで。」



『は?』




今は顔見られたくない。


絶対ぶさいくだしなにより今空の顔を見たら涙が止まらなくなってしまう。




「はなしてっ」



バッ



私は手を振り払った。
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