恐怖の箱

目が覚めるとそこは親友、優衣(ゆい)の家でした。


「あれ?なんで、あたし優衣の家にいるの??」

「知らないの??
昨日クリスマスパーティした後、柳蘭が独り言で肝試し行くって言ってたじゃん」

「独り言…??」

「うん。
なんかあたしのことは一緒にいるのに目に入ってないみたいだったから後ろから後つけてみたら…立ち入り禁止のトンネルに入って行ってさぁ…

出てこなかったから見に行ったら柳蘭が気絶してた。」

「ぇ…?友達4人は??」

「誰それ?」

「明里、サキ、湊、実咲は??」

「…その4人なら去年の今日あのトンネルの先で交通事故にあって亡くなったじゃん」



あの先に私が行ってたらどうなってたんでしょうか?

私は
あの4人に呼ばれていたかもしれません。


『もうすぐお前も死ぬぞ』って…



まぁ私も今では同じ仲間になってしまったんですけどね…
そのお話はまたいつか。

それまでに成仏されていれば、私が話すことももうないでしょうけどね。
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