さよならの日々
足早に歩き、数分後。


俺は今日試合を行う球場へと着いた。


球場の前では、顔を包帯で巻いたおっさんが立っていた。


俺が近づくと、黙ってユニホームを渡し去っていった


察するに

自分の代わりに、俺が試合に出ることに


腹をたてているのだろう。
少し心配ではあるが


今は試合に集中だ。
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