さよならの日々
「こんな朝か何のようだよ?」


おっさんは、いつ持ち出したのか、勝手に俺のカップラーメンにお湯を入れている。


「あぁ・・・えーと・・あれ?なんだっけ?」


おっさんがとぼけた顔をしながら、ラーメンをすする。


俺は、すかさず自分の拳を握り頭の上に降りあげる。


「あ、ゴメンナサイ。言いますよ。言いますとも。」


おっさんは、箸を礼儀正しく机の上に置いた。
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