不良達の姫様。・.*





「何言っ――『じゃあ、これでいいよねっ』

っというと、悠がレジまで持って行った。


「あっ!

それくらい自分で買うよ!!」


あたしは、悠からとった。


「財布もってるの?」

「へっ?!
いらないよ、そんなの」


っというと『はっ?』って顔をした。



レジまでいくと、店員のみんなが
『いらっしゃいませ 莢様』っと、お辞儀をした。


みんなは唖然としている。


「あたしの事、知ってるんですか?」

「「「「えぇ。勿論でございます。

莢様は中村財閥の娘と存じておられます」」」」


悠は驚いた顔をして、

「…中村財閥?」




< 102 / 239 >

この作品をシェア

pagetop