不良達の姫様。・.*
あたしが目を見開いてると、クスッと笑い、
「意外に似合ってんじゃねぇの?」
「っ!」
んだ! 意外って!!
他にかける言葉はないのかよ!
「もういい。
みんなのいるとこ行こ?」
「あぁ」
日向といると心臓が煩い…。
さっきから、みんなからの目線を感じるし。
気のせい、かな…?
みんなのところに行くと、先に泳いでた。
―――ねぇ。
黄色い歓声うるさすぎるんですけど。
恥ずかしくて、日向の後ろに隠れると、
「あれ? 莢は?」
「後ろ」
「莢っ! 泳ご?」