不良達の姫様。・.*
悠は、泣きやんでも傍から離れなかった。
ずっと、あたしの傍にいた。
悠、雰囲気がちょっと変わったような気がする。
前より、明るくなったような気がする。
そんな事を考えてると、
「…さやちん、さっきはありがとね!」
悠が照れながら言った。
可愛い~!
の前に、
「…大した事何もしてないよ…?」
悠は笑い、真剣な顔をした。
な、何?
このピンクな空気??
「ねぇ。さやちんって…好きな人ととかいる?」
「え?」
「…ううん! なんでもない!!」
なんだったんだろう…?