不良達の姫様。・.*
あたしが、感謝したような目で見てると、
ククっと篤希が笑いだした。
みんなは篤希を見て顔をしかめてる。
「みんな覚えてないの?
昨夜、みんなが莢を襲ったんだよ?」
篤希の言葉を聞いて固まってる。
やっぱり、覚えてないんだ。
篤希は、昨夜の事を全部話した。
みんなは、それを聞いて固まっている。
日向でさえも、唖然としてる。
みんなが俯いた。
あ、もしかして謝られる流れじゃん?
「いやいや。
みんな酔ってたから、仕方ないじゃん。
全然気にしてないから大丈夫!」