不良達の姫様。・.*
それも、みんな震えてる。
その瞬間、総長が怪しい笑みを浮かべた。
「おい。
あれを持ってこい…」
“あれ”?
“あれ”って何だ?
日向達も何だかわからないという顔をしてる。
すると、手下が“黒い箱”を持ってきた。
何なんだ?
後ろで見てる日向達も警戒していた。
男は、黒い箱から何かを取り出した。
――――銃だっ!!!
「これで、お前も最後だな」
日向達は愕然としている。
「莢っ!!!」
「こないでっっ!!!!!!」
駆け寄ってきたみんなに叫んだ。
銃の球だって、集中しれば避けれる。
あたしは、全神経を球に向けた。