不良達の姫様。・.*
~莢SAID~
「ねぇ。
みんなで、あたしのお家に泊らない?」
「え?」
「みんなに迷惑かけてばっかだから、たまにはお礼したいな~…なんて?
いいかな?」
みんなは、それを聞くと嬉しそうに叫んだ。
「莢のお家に行けるのか?」
「どんなお家だろ~」
「人のお家に泊りとか、何年ぶりだろ?」
なんて、騒いでた。
「んで? いつするの?」
悠がワクワクした目で見てきた。
うーんー。
そうだなぁ…。
明日は?
明日は確か暇だし。
よし!
明日にしよッ!!!
「明日しよっかっ!!!」
それを聞いて、みんなは喜んだ。