不良達の姫様。・.*



あたしは、不思議に思いながらお家のドアを開けた・・・

「わぁ~っ」
「とってもキレ~」
「ホテルの部屋より広いな―――
 10倍くらいか?」

「いや。
 20倍くらいは・・・あるな」

みんなが口々に言ってる間に、9時半になってた

「みんな!!
 荷物置いて、屋上上がろうか」

みんなは“何で?”というような顔をしたけど、無理やり連れてった


―――――屋上―――――

「広っ!!!」
「飛行機上出来るんじゃないか?」

――――――プロプロプロっ

「来たっ!!!」
あたしが指さしたのは、空を飛んでるヘリ―――

あたし達がいる屋上の真ん中に降りてきた―――
みんなは固まっている・・・


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