不良達の姫様。・.*



みんなは気づいてないみたい・・・
「ダメ。
 隠し事してるでしょ!!
 言わなきゃ降ろさないよ?」

でたっ!!!
意地悪な勇樹っ!!!!

「わ、分かった。
 言うから降ろしてっ!!!」

勇樹はゆっくり降ろしてくれた・・・

「あたし…いつも
 勇樹に助けて貰ってばっかりじゃん?
 だから...なんか出来ないかなぁ~?
 ・・・・・なんて?」

勇樹はそれを聞くと嬉しそうに笑った

「ありがと。
 気持ちは嬉しいけど、俺は莢が元気でいてくれればとっても嬉しいよ。
 莢は、いつも通り困った事があれば俺に頼ってくれればいい。
 俺は、莢が頼ってくれる事が幸せなんだから」

勇樹・・・
そんな事思ってくれてたんだ・・・

「ありがとっ!!!」

あたし達は、みんなの所に行って一緒にあたしのお家に入った・・・

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