不良達の姫様。・.*


あたし達は曾じいに迎えに来て貰った
悠は車の中であたしに抱きつきながら眠ってた・・・

あたしはずっと悠の頭を撫でてた・・・

曾じいがゆっくりと微笑みながら言った
「悠様は可愛らしい方ですね」

「うん・・・・
 とっても可愛い・・・
 でもカッコイイ・・・
 悠はすごいんだよ。
 あたしの気持ちを分かってくれるんだよ」

あたしが悠を見ながら言うと曾じいが微笑みながら

「悠様は幸せですね。
 莢様に大切に思われてて」

「そうだったらいいな・・・
 曾じいだって、あたしの大切な家族だと思ってるからね」

あたしが笑いながら言うと、曾じいは「それは大変嬉しい事です」と言って微笑んでくれた・・・

「莢様。着きましたよ」

起こさなきゃな・・・
「悠!!
 着いたよ!!!起きて!!」

悠は眠たそうに眼を擦りながら車を出た

「曾じい。ありがとね!!
 それと…おやすみ!!」

曾じいは微笑んで「おやすみなさい」と言ってくれた・・・
とっても嬉しかった・・・

あたしは眠たそうにしてる悠の手をとって、エレベーターまで連れてった・・・

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