不良達の姫様。・.*



エレベーターに入ると悠が後ろから抱きついてきた

「さや・・・
 超眠たい・・・」

「うん。知ってる。
 いっぱい遊んだもんね」

あたしが言うと悠がコクンと頷いてあたしの肩に顔を埋めた・・・

本当に可愛い・・・

――――チンっ

エレベーターが開いた・・・
あたし達は、おそるおそるお家のドアを開けた・・・


「た、ただいまー・・・」

あたしが言うと奥からみんなが走ってきた

「莢っ!!悠も一緒か?」

「あ…うん……
 あたしの後ろで寝てる・・・」

「はぁ~。
 良かった・・・」

みんなは、床に座り込んだ・・・

「心配したんだぞ?」

猛が悠を抱えあげてベットルームに連れてってくれた

勇樹はそう言って抱きついてきた…

みんな…心配してくれたの・・・?

「・・・ありがと」

勇樹が放れると、ヒロ兄が抱きついてきた

「何処行ってたんだ?」

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