不良達の姫様。・.*



みんなは、一瞬だけ固まった・・・

あたしと悠はそれを気にせず奥の扉を開けた


「「「「お待ちしておりました。みなさま」」」」

そこは白い空間だった。

壁は全部ガラス張りで、床は白い大理石の床で出来てる

「うわぁ~」
みんなは声をそろえた

あたし達は席に着いた・・・
テーブルには色んな料理が並んでる

「今日はバイキングだから。
 みんなも取ってきていいよ?」

あたしは、お皿にちょっとだけ盛った・・・

へへっ!!
あたし朝はあまりお腹すかないんだよねぇ~

あたしがイスに腰掛けて食べようとすると、1人のカッコイイ執事が近づいてきた・・・

・・・・?

「ご主人さまからの伝言です。
 今日の7時にこちらで私の誕生日パーティーを開く。
 良かったら、莢の友達も一緒に連れて来てくれ。
 との事です。」

「……ありがと」

あたしが微笑むと、執事も微笑んでくれた

……カッコいな

お父さんの誕生日だったんだ・・・
どうしよ・・・

何も用意してないよ・・・


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