不良達の姫様。・.*
この時から自分で自分は守ろう。
そう思って。
毎日毎日悪い事に手を出してる奴らを見ては、
殴って自分を磨き上げてきた…」
みんなは、黙りこんでる。
こうなることは、予想していた。
でも、どこかに受け入れてくれるっという期待をしてた自分がいた。
あたし。
もう、一緒にいられないのかな?
そう思うと、また涙が溢れてきた。
「やっぱり。引いちゃったよね…。
…ゴメン……」
気づいたら、学校に着いてた。
車のドアを開けて、走り出した。
走っても、走っても。
涙が枯れなかった。
―――ぎゅっ
「!!??」
だ…れ……?
強く握られた手から、温もりが伝わってくる。