不良達の姫様。・.*




「いて、いいの?」

「あたりまえだ」

日向はあたしの頭を撫でてくれた。


「ありがと…」

感謝の気持ちでいっぱいだった。


「ヤッタぁ~!
仲間が1人増えたね!」

「莢は大歓迎!!」

「莢可愛い~!
俺の所においで。

可愛がってあげるっ♪」

「莢! 奏は超がつく女ったらしだ!!!
近付いちゃダメだ!!!」


え…?
みんな?

「な? 言ったろ?

みんなはお前を受け止めてくれてる」


―――みんな。

一気にみんなに抱きついた。


「ありがとっ!!!」




< 60 / 239 >

この作品をシェア

pagetop