不良達の姫様。・.*
「いて、いいの?」
「あたりまえだ」
日向はあたしの頭を撫でてくれた。
「ありがと…」
感謝の気持ちでいっぱいだった。
「ヤッタぁ~!
仲間が1人増えたね!」
「莢は大歓迎!!」
「莢可愛い~!
俺の所においで。
可愛がってあげるっ♪」
「莢! 奏は超がつく女ったらしだ!!!
近付いちゃダメだ!!!」
え…?
みんな?
「な? 言ったろ?
みんなはお前を受け止めてくれてる」
―――みんな。
一気にみんなに抱きついた。
「ありがとっ!!!」