不良達の姫様。・.*
―――1時間後―――
「ふぅ~!
キレーになったねぇ!」
すると、何処からからか奏がやってきた。
「君の方が綺麗だよ」
「・・・」
うん、ほっとこう!
「皆、お疲れさん!」
大和は涼しげに、窓際で本を読んでいた。
あたしも大和に駆け寄る。
「何読んでるの?」
「ん~。
恋愛まじりの、アクション、なんてね」
爽やかに二コッと笑う大和。
……絶対、モテるな。
そこらにいる女なんか、イチコロだって!
でも、本を覗いてみると、
「っ?!!!」
ええええ、英語?!!
「大和! これっ!!」