不良達の姫様。・.*
事故
「放してやれ」
男の声で、視界と口が解放された。
分かった事は、ここが屋上って事。
そして、
「っ! 何でここに連れてきたのよっ!」
あたしの目の前に居る人達は、
「あなた達誰っ?」
「俺達? 俺達は、白嵐さ」
は、白嵐っ…。
―――危険だと言う事。
「なんで、あたしを?」
「そんな理由ねぇ。
俺達は、ただヤりたくて仕方なかった」
背筋が凍った気がした。
あいつが、目を離してる隙に。
ケータイを出し日向に電話をかけた。
お願い出て!!
お願い!!!!