不良達の姫様。・.*
白嵐
―――日向said―――
休み時間だ。
次、社会だし…サボるとするか?
誰か誘うか。
携帯を手にとった時、丁度電話がかかってきた。
――――莢
なんだ?
「もし?」
『お願い…助け『おいっ!!!誰に電話かけてんだよ!!!』
莢の怯えた声と、男の怒鳴り声が聞こえた。
『きゃっ!!!』
なんだ?
とてつもなく嫌な予感がする。
「莢? 莢! 今どこだ!!?」
『さ……な…で!!』
『そんな顔しても無駄だよ?』
誰だよこの男っ!!!!