不良達の姫様。・.*
次が問題の奏。
入るのも、気が引くんだけど。
コンコンっ
「入るよ?」
ガチャ
「奏! 奏起きて?」
「莢、おはよう…。
何? 俺とヤりたいの?」
ほら、また寝ぼけてる。
もう、奏はこの方法でしか、起こせないと知ってるから。
「莢? おいで。
俺の体好きなようにしちゃっていいよ」
ごめんね、奏。
「ほう。いい度胸じゃねぇか。
好きなように、ね~?」
奏の顔がだんだん青ざめて行くのが分かる。