桜ノ籠 -サクラノカゴ-


静かに、
静かに、降り積もる雪。


それはまるで、私の青磁さんへの想いの様にーー。



静かに、

熱く。



想いは

心は

重なり、






はじめて知る声、
はじめて知る痛みは、


想いとともに、


深く、


強く、


熱く絡み合い、






雪の夜空を溶かしてしまうほどに、



熱を、帯びてゆく。






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