心を失ったカノジョ
あれから何時間たったかな。



それにまだ頭が鋭い痛みに教われる。




同時に襲われた記憶が甦って……




「う………わ……くッ」

「心ッ大丈夫か?俺がついてる安心しろ」

「うん、ありがと」




水が差し出されてそれを飲んだ。




「俺の家、テレビつける」

「うん」




テレビ画面から声が聞こえる。




私はそれを無表情でみる。




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