心を失ったカノジョ
でも……私は怒り狂ってるのになぜか新の瞳に吸い込まれてうなずいてしまった。




また嘘をついた……




「本当に自由になったよ」




新に迷惑をかけさせないために…思ってないことを言った。




やっぱりあの……人たち許せない。




「そうだな今日はここに泊るか」




異変に気づいてないようだ。




新は私の髪を撫でてソファーに座りテレビをつけた。







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