冬の日の犬のお話
ポパイが
ほねに なるまで…

ぼくらは すこし
待たなくちゃ ならなかった。

そんなつもりは
なかったんだけど
ぼくは ちょっと
たいくつそうに 見えたみたいだ。

おじさんが ぼくの顔をみて


『ちょっと 外に出てみないか?』


そう言って
ぼくを さそってくれた。
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