冬の日の犬のお話
部屋に戻って
しばらくして

おじさんが ぼくらを
呼んだ。


ポパイは…



ポパイは むらさき色の
小さな箱に 入ってた


小さな…


ほんとに 小さな…






やっぱり ダメだ。


ぼくは 泣いた。

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