冬の日の犬のお話
『そうじゃ。いかにも墓じゃ。しづというおなごと、しろという犬が葬られておる。』


『い、いぬ~!?』
『マジ!?』


ぼくらは顔を見合わせた。


『やべえ…さっきの犬、きっとオバケだぜ…』


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