心を込めた恋愛
「自己紹介します。話す内容は、
 名前、誕生日、趣味、入りたい部活、好きな教科です。3人から質問を受けられます」

みんなの自己紹介を聞いた。
あと2人で、私の番。

あと1人・・。
きた!
私は、緊張しながら黒板の前に立ち、顔を赤くしながら話した。
「えーっと・・名前は、清水千春です。9月10日生まれの乙女座です。
 ・・・趣味は音楽を聴くことで、好きな教科は、体育と音楽です・・。
 入りたい部活は、えっと、えーっと」
どうしよう。
隼吾が、私を見てる。
緊張しすぎだよ、私・・。
「えっと・・・テニス部です!」
「何か千春さんに聞きたいことがある人」
「はい!」
「千春ちゃんは、好きな人いますか?」
「えっ!?それは・・・」
なんて言えばいいのかな・・・
「いるけど・・・・」
うわー、絶対顔赤い。
しかも、隼吾見てる。
「ハイ、じゃあ次の質問」
まだやるのかなぁ・・・。
え?
「はい・・」
「えっと、隼吾」
「好きな色は?」
「うーん、ピンクと白・・かな?」
何だこの質問。
それより早く終われー
「他に・・もういないですね、ありがとうございました。次の人ー」
やっと終わった・・。
一番聞きたい自己紹介・・・。
それは、隣にいる隼吾。
あなたのことが知りたい・・。
ふと見ると、目が合ってしまった・・。
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