心を込めた恋愛
あれ?隼吾・・・。
太一と、慎吾と話してる。
何話してるのかな?

すると、太一と慎吾が話しかけてきた。
「今日久しぶりにみんなで出かけるんだけど行かない?」

それは、すごくうれしい誘いだった。
いつもはメールでやり取りしてる私たち。
直接なんてめったになかったのに・・。
何でだろう・・。

「うん、行く行く!」
「じゃぁ、学校の南門に1時だから。」
「りょーかい!じゃ、後でね」
「おぅ!」

その時座れ座れーと言う声とともに先生が教室に入ってきた。
「これから会議があるからチャイムが鳴らないけど、時間チェックしろよ」

ふーん・・。鳴らないんだ。
まぁ、いいけどさ・・。

「これから部活紹介のプリントを配る。説明をよく聞くんだぞ」
そう、急に言うかと思うと早速配りだした。

確か、隼吾は、サッカー部だっけ・・・。
あった!

そこには、キャプテンのコメントと、写真があった。
隼吾を見た・・。
"サッカー部"と書かれたページを目を輝かせながら
真剣に読んでいる彼がいた。

その姿は、私の目に焼きつき離れなかった。
少しのつもりが1分近くも隼吾を見つめてしまった。
< 6 / 12 >

この作品をシェア

pagetop