HAPPYBIRTHDAY-主役のいない誕生日-
あの日
あの日……ちょうど今から4カ月前。
それは僕たち2人にとって今までで1番最高の日になるはずだった……1番最低な日。
そう、僕と君の人生を……
大きく狂わせた日。
それは、突然に。
音なんて覚えていない。
ただ、気付いた時には僕の顔は赤い液体で汚れていた。
「え……」
震える首を動かせば、もうそこには。
さっきまで隣で笑っていた君の笑顔が消えていた。
叫ぶ余裕、すらなかった。
それは僕たち2人にとって今までで1番最高の日になるはずだった……1番最低な日。
そう、僕と君の人生を……
大きく狂わせた日。
それは、突然に。
音なんて覚えていない。
ただ、気付いた時には僕の顔は赤い液体で汚れていた。
「え……」
震える首を動かせば、もうそこには。
さっきまで隣で笑っていた君の笑顔が消えていた。
叫ぶ余裕、すらなかった。