約束
『美奈』
「え、遙・・・?」
『ごめんな。1人にして・・・
でも、俺は一生美奈の事忘れないから・・・』
「遙っ・・・!」
声がしたのに、遙が見えない。
名前を読んだら、声が聞こえなくなった。
「遙・・・
あたしも、遙の事忘れない・・・
一生、なにがあっても忘れないから・・・・
この約束だけは、守って・・・・・・」
『ん。約束な!』
遙・・・大好きだよ・・・
この約束も、
遙の事も絶対忘れないよ―――・・・