モテ②甘②な2人
私は、怖くてどうすることも出来なくて…。
「ぃ…ゃぁ…」
必死に声を出そうと思っても、怖くて声が出なくて…
「ん?何?早く俺たちと一緒に気持ちよくなりたいって?(笑)」
って笑いながら1人の男が私の耳元で言った。
私は、怖くてしゃがみこんでいた。
しかもついには、泣いていた。
入学式の日から最悪だよ…。
お兄ちゃん…。
星菜…。
誰でもいいから助けて…。
そんな事を思っていたら、後ろから聞き覚えのある声が聞こえた。
「そこで何してんすか?先輩のみなさん?」