恋の味は辛し!?
初めての告白
「あなたが好きです。」
あたしは、冬真っ盛りの12月25日、席が隣の男の子に生まれて初めて告白をした。その日中に返事はもらえず、不安を抱いたまま、あたしは冬休みを迎えた。
あたしは、黒江椎奈。小学6年生の一般的な女子。自分で言うのもなんだけど、絵にはちょっと自身があるんだ!
そして、告った彼は、幡野啓。修学旅行でのきもだめしでペアになったの!そのとき、啓くんは「怖くなったら、俺の手を強く握れよ。」だって!顔を真っ赤にして言ってたなぁ。
それからあたしは啓くんの事を好きになったの!!
告白の返事・・・、冬休み中に返ってくるといいな・・・。
12月31日。
「うわ~ん!!年賀状書き終わらないよ~!!」
「あとあとに延ばす姉貴がわりぃんだよ。」
「きーー!!あんたは黙ってなさいっ!!」
「へいへい。」
このムカつく生意気な弟は、京介。小4。クラスメートの女子にはあたしと違ってモテてるらしい。こんな奴のどこがいいのかねぇ・・・。
「あ~~~!あんたが喋りかけたせいで、絵がまがっちゃったじゃない!!」
「それは、俺が話しかけただいぶ後に書いたものだけど。」
ここまで言われると、言い返せない。あたしの完敗です。
次の日、鐘が新年を告げる。その音は、あたしにとっては、目覚ましにすぎなかった。
「椎奈!!初詣に行くわよ!」
「え~、ねみ~。マジだり~。」
「そう、じゃあ私たちだけでいこうか!願いの叶いやすい浅木神社に。」
その言葉を聞いたあたしの頭はフル回転。
それじゃあ、お参りで啓くんと付き合えますようにって祈れば・・・。
「い、行く!!」
「あらっ!じゃあ早く準備しなさい!!」
バタバタと家中を駆け回る。
「・・姉貴って、つくづく単純。」
あたしは、冬真っ盛りの12月25日、席が隣の男の子に生まれて初めて告白をした。その日中に返事はもらえず、不安を抱いたまま、あたしは冬休みを迎えた。
あたしは、黒江椎奈。小学6年生の一般的な女子。自分で言うのもなんだけど、絵にはちょっと自身があるんだ!
そして、告った彼は、幡野啓。修学旅行でのきもだめしでペアになったの!そのとき、啓くんは「怖くなったら、俺の手を強く握れよ。」だって!顔を真っ赤にして言ってたなぁ。
それからあたしは啓くんの事を好きになったの!!
告白の返事・・・、冬休み中に返ってくるといいな・・・。
12月31日。
「うわ~ん!!年賀状書き終わらないよ~!!」
「あとあとに延ばす姉貴がわりぃんだよ。」
「きーー!!あんたは黙ってなさいっ!!」
「へいへい。」
このムカつく生意気な弟は、京介。小4。クラスメートの女子にはあたしと違ってモテてるらしい。こんな奴のどこがいいのかねぇ・・・。
「あ~~~!あんたが喋りかけたせいで、絵がまがっちゃったじゃない!!」
「それは、俺が話しかけただいぶ後に書いたものだけど。」
ここまで言われると、言い返せない。あたしの完敗です。
次の日、鐘が新年を告げる。その音は、あたしにとっては、目覚ましにすぎなかった。
「椎奈!!初詣に行くわよ!」
「え~、ねみ~。マジだり~。」
「そう、じゃあ私たちだけでいこうか!願いの叶いやすい浅木神社に。」
その言葉を聞いたあたしの頭はフル回転。
それじゃあ、お参りで啓くんと付き合えますようにって祈れば・・・。
「い、行く!!」
「あらっ!じゃあ早く準備しなさい!!」
バタバタと家中を駆け回る。
「・・姉貴って、つくづく単純。」