ただ....隣に居たくて｡

初まり

今日から、高校生だ−−｡
ウキウキとドキドキな気持ちを持って、学校へ行く。

「とも〜〜〜み。おはよう。」

「おはよう！由美っ。」

由美(ﾕﾐ）は、私の大親友！！
髪が茶色で、セミロングくらいに、カ−ルされててモテモテな女の子。


「朋美いっしょに行こう。」

「いいよ。 なんか、楽しみっ。」

「うちも−−−!! カッコイイやつ見つけるぞ!!」

「えっ。由美って、ここの高校に入った理由って、カッコイイやつ見つけため??」

「当たり前じゃん!!」

「あっ、そうなの!?
なんか、由美らしいね｡」
「何それ?? 朋美もカッコイイやつ狙いでしょ?」
「違うから!! 由美といっしょにしないで｡」

「分かった。分かった。冗談です。」

「行こう!」

「うん。」


この、高校に入った事が私の運命を変えるなんて思ってなかった。