恋風船
行進しながらぼーっと応援団のことだけ考えてた。
行進が終わり俺は応援団席に行って応援団用の学ランを持ち入場門の方に向かった。
応援団は準備の為行進なしとかにしろよなとか思いながら着替える。
太鼓などがセットされ赤白関係なく応援宣誓的なものをすることになってる。
一種のパフォーマンスというべきなのかもしれない。
太鼓の音が鳴ると同時に入場門をくぐる。
俺だけ金髪だからか目立って色んな目で見られている。
軽蔑するような目、凄いというように輝く目のように様々だ。
「第××回、体育祭応援団」
全員に対する応援が終わり応援団は応援席に行く。
委員会が準備をしてるのを見て玉入れか…と感じた。