恋風船


「安井、お前どんどんいれろよー!!」


「当たり前ー!」


と、安井からは返ってきた。


「坂本先輩…個人的な応援ってありなんですか!?」


後輩が俺に聞く。


「別になしじゃないけど始まったらちゃんと全体応援しないとやばいぞ?」


彼女でも応援するのか…?


玉入れの始まる合図が聞こえ一斉にいれだした。


ふと横を見ると晴斗がいなかったからきっと委員の関係でどっか行ったんだろう。





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