恋風船


パンパン


2回音が聞こえ終了する。


玉入れ特有の全員で「いーち、にー、さーん…」と数えていく。


俺が応援していた赤団は1個差で勝った。


次から次へと種目を終えあっという間に昼休みになった。


校庭の端にある木の陰で俺と晴斗と良平とかと皆で食べてたらと反対側に島田たちが見えた。


話に夢中だった俺も一瞬でどうでもよくなって俺は立ち上がった。


みんなが不自然そうに俺を見る。





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