コイアイ〜幸せ〜
7 つむじ風
私はウキウキした気持ちで、目の前のパソコンを凝視する。
いつもよりキーを打つスピードが少し早いかもしれない。
ウフフッ、今日はみんなと飲み会、飲み会!
美味しいお酒なんて、めっちゃ楽しみ!
「山下さん、今日はやけに楽しそうですね、何かいいことでもあるんですか」
すぐ隣から、やけにフェロモンたっぷりな声で話しかけられる。
最近、距離が近いです。
無駄にかっこいいので止めて下さい。
「さぁ、なんのことでしょうか」
とりあえずとぼけてみる。
この人は、まったく!
私の感情を読まないで欲しい。
悪魔に、私のプライベートは関係ありませんから。
「俺には関係ないことのようですね」
心の中で、うんうんとうなずいてみる。
「では、追加でこの書類をまとめてもらいましょうか」
顔の横から、ひらひらと紙の束が視界に入る。
一週間後に開かれる議会の質問書ですよね、コレ。
別に、今日やらなくても全然問題はないですよ?
こんなのやってたら、今日の飲み会に間に合わないっつうの。
これかっ、これが噂のパワーハラスメントか!
いつもよりキーを打つスピードが少し早いかもしれない。
ウフフッ、今日はみんなと飲み会、飲み会!
美味しいお酒なんて、めっちゃ楽しみ!
「山下さん、今日はやけに楽しそうですね、何かいいことでもあるんですか」
すぐ隣から、やけにフェロモンたっぷりな声で話しかけられる。
最近、距離が近いです。
無駄にかっこいいので止めて下さい。
「さぁ、なんのことでしょうか」
とりあえずとぼけてみる。
この人は、まったく!
私の感情を読まないで欲しい。
悪魔に、私のプライベートは関係ありませんから。
「俺には関係ないことのようですね」
心の中で、うんうんとうなずいてみる。
「では、追加でこの書類をまとめてもらいましょうか」
顔の横から、ひらひらと紙の束が視界に入る。
一週間後に開かれる議会の質問書ですよね、コレ。
別に、今日やらなくても全然問題はないですよ?
こんなのやってたら、今日の飲み会に間に合わないっつうの。
これかっ、これが噂のパワーハラスメントか!