コイアイ〜幸せ〜
時刻は夜の7時過ぎ。
見慣れた道を通り、会社の玄関先に車を止めた。
「俺は駐車場に入れてからそっちに向かう、つららは先に行ってくれ」
私は車から降りると、急いで執務室に向かう。
「ありがと宗助、後でね」
宗助にお礼を言うと、小走りに裏口に回る。
見上げると、暗いビルの上でポツリポツリと灯かりが付いているオフィスがあった。
私は焦る心音を抑えつつ、エレベーターに乗り込む。
執務室の扉の前で、ゆっくりと深呼吸をした。
「ただいま戻りました。松本さん、状況はどうなっているんですか」
部屋の中には、松本さんと新堂くん。
その他に、情報処理部の数人がいた。
「詳細な報告の途中です。山下さんもどうぞ、座って下さい」
私はうながされるままに、自分の席に着いた。
「後から早見チーフも来るのですが、同席してもよろしいでしょうか」
私は、松本さんに問いかける。
「そうですね。いいでしょう、彼にも関わって頂きましょうか」
そう言って松本さんは、情報処理部からの報告を待った。
見慣れた道を通り、会社の玄関先に車を止めた。
「俺は駐車場に入れてからそっちに向かう、つららは先に行ってくれ」
私は車から降りると、急いで執務室に向かう。
「ありがと宗助、後でね」
宗助にお礼を言うと、小走りに裏口に回る。
見上げると、暗いビルの上でポツリポツリと灯かりが付いているオフィスがあった。
私は焦る心音を抑えつつ、エレベーターに乗り込む。
執務室の扉の前で、ゆっくりと深呼吸をした。
「ただいま戻りました。松本さん、状況はどうなっているんですか」
部屋の中には、松本さんと新堂くん。
その他に、情報処理部の数人がいた。
「詳細な報告の途中です。山下さんもどうぞ、座って下さい」
私はうながされるままに、自分の席に着いた。
「後から早見チーフも来るのですが、同席してもよろしいでしょうか」
私は、松本さんに問いかける。
「そうですね。いいでしょう、彼にも関わって頂きましょうか」
そう言って松本さんは、情報処理部からの報告を待った。