コイアイ〜幸せ〜
良く眠れてしまった…。
今はお昼どき。
執務室から出て行った松本さんは、私の為にお昼を買いに行ってくれたらしい。
確かにお腹は空いていたかも。
目が覚めた時、デスクの上にコンビニの袋が置いてあった。
悪魔がコンビニって、凄く似合わないかも。ププッ。
その姿を想像すると笑えるんですけど。
「いらないのなら破棄しますが」
うっわぁ、機嫌悪いなぁ。
「はっ、ありがたくいただきます」
そんな訳で、私は自分のデスクに戻りモソモソとコンビニのサンドイッチを食べていた。
「あの、見つかりましたか?」
うん、このハム野菜サンド美味しいな。
そういえば、データは見つかったんだろうか。
「気になることがあるのですが、なぜ彼はあえて山下さんのパソコンを使ったんでしょうか」
私の問いには答えずに、松本さんはそんな事を言った。
「そうなんですよね。ただ盗むのであれば、わざわざ執務室に忍び込まなくてもできると思うんですけど。リスクは高いですし、限定されやすいと思うんです」
人の出入りが激しい、沢山の末端がある事務室やオフィスの方が、遥かにやりやすいと思うんだけど。
私ならそうします。
今はお昼どき。
執務室から出て行った松本さんは、私の為にお昼を買いに行ってくれたらしい。
確かにお腹は空いていたかも。
目が覚めた時、デスクの上にコンビニの袋が置いてあった。
悪魔がコンビニって、凄く似合わないかも。ププッ。
その姿を想像すると笑えるんですけど。
「いらないのなら破棄しますが」
うっわぁ、機嫌悪いなぁ。
「はっ、ありがたくいただきます」
そんな訳で、私は自分のデスクに戻りモソモソとコンビニのサンドイッチを食べていた。
「あの、見つかりましたか?」
うん、このハム野菜サンド美味しいな。
そういえば、データは見つかったんだろうか。
「気になることがあるのですが、なぜ彼はあえて山下さんのパソコンを使ったんでしょうか」
私の問いには答えずに、松本さんはそんな事を言った。
「そうなんですよね。ただ盗むのであれば、わざわざ執務室に忍び込まなくてもできると思うんですけど。リスクは高いですし、限定されやすいと思うんです」
人の出入りが激しい、沢山の末端がある事務室やオフィスの方が、遥かにやりやすいと思うんだけど。
私ならそうします。