コイアイ〜幸せ〜
「ただいま戻りました」
そう言いながら部屋に入ると、あの悪魔の姿は見えない。
用事で出ていったのか、もう帰ってしまったのか。
どっちでもいいけれど、顔を合わせないことにホッと胸を撫で下ろした。
どうしてか安心している自分に苛ついてしまう。
私はどうしてしまったんだろう。
明日は仕事なんだし、また一緒に頑張らなきゃいけないのに。
たった一回のキスが原因で、関係がギクシャクするのは嫌だなぁ。
ま、こんなことをぐちゃぐちゃと思っているのは、私だけかもしれないんだけどね…。
部屋全体に目を向けると、彼のソファーに私が昼間使っていたタオルケットがまるまっている。
あれ?
私、きちんとたたんだつもりだったのにな。
そう思って、くたりとしているタオルケットをたたもうとソファーに腰を落とした。
バサリと広げたタオルケットから、優しい香りがただよった。
ソファーも少しあったかい。
松本さん、今までここで休んでいなのかな?
私が寝ちゃったこのソファーで。
ファブリーズとかしとけば良かったかもしれない。
いや、加齢臭では無いですよ?
なんか、匂いとか少し恥ずかしい感じがしたんだ。
そう言いながら部屋に入ると、あの悪魔の姿は見えない。
用事で出ていったのか、もう帰ってしまったのか。
どっちでもいいけれど、顔を合わせないことにホッと胸を撫で下ろした。
どうしてか安心している自分に苛ついてしまう。
私はどうしてしまったんだろう。
明日は仕事なんだし、また一緒に頑張らなきゃいけないのに。
たった一回のキスが原因で、関係がギクシャクするのは嫌だなぁ。
ま、こんなことをぐちゃぐちゃと思っているのは、私だけかもしれないんだけどね…。
部屋全体に目を向けると、彼のソファーに私が昼間使っていたタオルケットがまるまっている。
あれ?
私、きちんとたたんだつもりだったのにな。
そう思って、くたりとしているタオルケットをたたもうとソファーに腰を落とした。
バサリと広げたタオルケットから、優しい香りがただよった。
ソファーも少しあったかい。
松本さん、今までここで休んでいなのかな?
私が寝ちゃったこのソファーで。
ファブリーズとかしとけば良かったかもしれない。
いや、加齢臭では無いですよ?
なんか、匂いとか少し恥ずかしい感じがしたんだ。