キラー

「もし宜しければ
占ってさしあげましょうか?」


普段の俺なら
占いは信じてないんで…
と言って
流しているだろうけど
気の迷いというやつだ。

「…いくらで?」

「100Gです」

ニッコリと笑いながら
言う。

「………お願いしよう」

今の俺の全財産55000G
550回占えるではないか?

そんな事を思いながら
占いをすることに決めた。

「ではここではなんですので向かいにある小屋に入りましょう。」

ギルは言われるままに
女の人について行った。
< 8 / 22 >

この作品をシェア

pagetop