思い出
『みなみちゃん、
嬉しいことでもあった?』


え?



『ううん。なんもないよ』


『そっか。』


『みなみ〜!今日さ
いつものとこで語りしない?』


いつものとことわあのカフェ。


『うん。あたし紗羅に
話したいことあるし』

『なんのはなし?』

『後でね〜』

『えー、気になるじゃん。』


『今話したら
語りの意味なくなるじゃん。』

『あっ。そっか!
ん?私も話しあるし意味はあるよ。』


『もうチャイムなるよ。
はやく席ついて!』

『も〜みなみは』

ぷりぷりしながら紗羅は
席についた。



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