CORRUPTION
(マダム)「そういえばアタシの自己紹介がまだだったね。アタシはマダム・クレネード。闇の情報屋さ。アタシのことをみんなマダムって呼ぶよ。」

(弘樹)「情報屋………」

(マダム)「世の中のいろんな情報を売ってる商売人さ。まぁフリーの殺し屋の仲介とかもやってるけどね。」

(弘樹)「仲介?」

(マダム)「殺しの依頼とかの情報を手にしたら殺し屋にその情報を教えるというものさ。殺し屋が直々に交渉に行くよりよっぽど確実だよ。」

(弘樹)「わざわざそんなことしてマダムに何の得が………」

(マダム)「もちろん情報料ももらうし仲介料ももらうよ。アタシャ情報屋だよ?タダで情報やったりは絶対しないさ。」

(弘樹)「そっか………」

(マダム)「だから言い方を変えればあんたが仕事を探すことにはならないってことさ。どうせ帰る家もないんだからね。」

(弘樹)「そうだ家は!?親にも会えないんじゃ………」

(マダム)「そこんとこは心配いらないよ。そういうのは黒脳が全て手配してくれる。黒脳からしたら金なんかただの玩具だからね。」

(弘樹)「すごい………」

(マダム)「それ程までに黒脳という組織は強大なのさ。決して敵に回しちゃいけないよ?」
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