gangな恋
「…よっし。完了」
時計を見ると、20時までにはまだまだ余裕だ。
今のうちに夕飯を食べようと、私は再びリビングへ入った。
「お母さーん、ご飯食べてっていい?」
「……そう言うと思って、はい」
テーブルに並べられるご飯を、私は遠慮なく口に運ぶ。
「あんた学校に行く時もそれくらいメイクすればいいのに…」
「ふぁ?」
食べてる最中だから、思わずマヌケな声が出てしまった…
「自分の娘に言うのもなんだけど……凜、あんた可愛いんだからね?」
「ふーん…」
何を言ってるんだか、うちのお母さんは……
ご飯を食べ終わった私は課題を済ませて、ベットに横になった。
いつの間にか眠っていて、お母さんに起こされた。