光~HIKARI~
5月
奏は、ひたすらジムに通って体を動かした。
何も食べずに・・・
数字だけを気にして、ご飯も口にしない。
水だけあれば、大丈夫。
そんな生活。
定期的に通う病院の日。
「それは、摂食障害ですね。今、あなたは拒食状態にあります。薬、増やしておきますから。食べてなくても飲んでくださいね」
そういって、大量の薬をもらった。
相変わらず、薬だけは飲んでいた。
効いているかわからない薬・・・
信じられない医者・・・
でも、飲むことだけはやめなかった。
それは、なぜだか、今でもわからない。
変わらない毎日、少しずつ暖かくなる5月のこと。
何も食べずに・・・
数字だけを気にして、ご飯も口にしない。
水だけあれば、大丈夫。
そんな生活。
定期的に通う病院の日。
「それは、摂食障害ですね。今、あなたは拒食状態にあります。薬、増やしておきますから。食べてなくても飲んでくださいね」
そういって、大量の薬をもらった。
相変わらず、薬だけは飲んでいた。
効いているかわからない薬・・・
信じられない医者・・・
でも、飲むことだけはやめなかった。
それは、なぜだか、今でもわからない。
変わらない毎日、少しずつ暖かくなる5月のこと。