光~HIKARI~
哲弥。

「別に・・・」

プチプチプチ・・・

「奏??何してるの??」

慌てる哲弥の言葉も聞こえなかった。

「薬飲んでる・・・」

「量、多いよね??」

「薬、効かないみたいだから、全部飲むことにしたの」


奏の言葉を聞いた哲弥は、救急車に電話していた。


「今、そっちに救急車向かってるから。」

「別にいいのに」

そう言うと、奏は意識を失った。







目が覚めた。

「また、生きてる・・・」


「奏ちゃん??よかった・・・」

そういう茜と、パパが立っていた。

ここはどこだかもわからない。
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