私たちの半年間に題名をつけるなら…
あたしが体を離そうとしても
竜也はなかなか離してくれない。
「そろそろ離し…」
そう言いかけた瞬間、
竜也の唇が私の唇と重なった。
「やっぱみほちゃん可愛いね。」
あんなことした後に…
そんなこと言わないでよ。
「あれ…?あたしって
こんなキャラだったっけ?
今まで、キスとかされても
普通に平気だったじゃん。
なのにどうして今はこんなに
ドキドキしてるわけ?
このとき私は
まだ気づいてなかったんだ。
この恋が…
私の人生を大きく変えることに
なるなんて…。