黒の世界

やっと離して貰えたと思ったら、


「無防備過ぎなんだよお前は」


耳元で甘く囁かれた。



「なんで…?」



そう呟いた瞬間、気が遠くなり意識を失った。





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「……」



朝起きるとソウキはもう隣にいなかった。


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